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M&Aの検討を本格的に始めるべきタイミングとは?

M&Aは規模の大きな企業が行うものだという印象を持つ方も多いですが、中小企業における活用も増えていますし、後継者問題や資金調達の問題などさまざまな局面で有効な選択肢となります。

ただ、手続きに着手するタイミングは大事です。「対応が遅れたせいで失敗した」という事態に陥る前に、M&Aの検討を始めるべきタイミングをチェックしておきましょう。

「追い込まれてから動く」は失敗パターン

M&Aを検討し始めるのは業績が落ち込んでから」というケースもありますが、状況が悪くなってからでは企業価値は低く評価され、売却条件が大きく不利になるか、そもそも買い手が見つからなくなってしまいます。

 

加えて、M&Aは検討を始めてからクロージング(成約・引き渡し)まで、一般に数ヶ月~1年以上を要します。
その間、自社の企業価値の算定、候補先の選定、秘密保持契約の締結、条件の交渉、相手方による財務・法務の詳細調査(デューデリジェンス)、最終契約といった多くの作業が連なります。

 

売却前の整備期間を考慮すると、理想的には12年前には動き始めたいところです。倒産手続きのように最終手段として捉えたのでは、上手くいかない可能性が高まるということは覚えておきましょう。

どのタイミング・状況でM&Aの検討を始めるべきか

経営者がM&Aを本格的に検討すべき状況として、以下のケースが挙げられます。

後継者の見通しが立っていないとき

親族や社内に引き継ぐ意欲や能力を持つ人材がいないことに悩み、そのまま待っていても見つけられそうにないときは、M&Aによる承継も視野に入れると良いでしょう。

 

事業と雇用を維持するための有力な選択肢となり得ます。

 

留意したいのは、後継者不在の問題が深刻化してからではなく「気づいたとき」が動き始めるべき時期だという点です。経営者の年齢・体力・判断力を考慮し、万全なうちに手を打てるかどうかが成否に関わってきます。

 

後継者候補が育っていない、あるいは意志確認を先送りにしている状況にあるなら、M&Aを含めた承継の方針も固めていきましょう。

業績が安定・上向きであるうち

会社の売却額は業績の影響を直に受けます。売上や利益が安定的に成長している状態なら企業の評価が高くなり、買い手の競合が生まれやすく、交渉でも優位に立ちやすいです。逆に、業績が下り坂に入った後では評価額が下がり、交渉力も弱まります。

 

そこで「今が会社の状態として一番良い」と感じるタイミング、あるいは業界の先行きに不安を覚え始めたタイミングでM&Aを本格検討すると良いでしょう。

解決が難しい経営課題に直面している

人手不足や設備投資の限界、特定の取引先への依存、特定事業の不採算など、自社の力だけでは打開が難しい経営課題を抱えているときもM&Aを検討する価値があります。

 

同業他社や関連分野の会社と統合することで、人材・技術・販路を一度に補える可能性があります。

 

また、本業以外の不採算事業を切り離して売却し、経営資源を集中させるという活用方法も検討すると良いでしょう。M&Aは「会社を売る」だけでなく、「事業の一部を動かす」「強い会社と組む」という多様な使い方ができることを押さえておくと、選択肢の幅が広がります。

市場の変化を見越して先手を打ちたい

業界の縮小傾向、価格競争の激化、デジタル化の波など、外部環境の大きな変化が見えてきた段階で先手を打ってM&Aを活用するのも有効です。

 

変化が深刻になってからでは対応の余地が狭まり、交渉で相手方に主導権を握られやすくなります。変化の兆しを感じた段階で素早く専門家に相談し、早めに複数の対応策から検討を進めることが重要です。

M&Aの検討」はどうやって進める?

「こんなときはM&Aも視野に検討しよう」と言われても、何から始めればいいのかわからないという方が多いでしょう。そこでM&Aに対する知見、経験のない方はまずM&Aに強い専門家に相談することをおすすめします。

 

M&Aの検討にあたり重要となる現状把握、その後の手続きサポートなどについても、会計事務所や法律事務所を利用しながら進めると効果的かつ安全に取り組めます。

 

たとえば自社の現状を正確に把握するためには、決算書をもとに収益力や資産状況を整理することが必要となります。財務内容が整理されていた方がM&Aでの評価も高まり、交渉もスムーズに進むでしょう。こうした場面で専門家の存在が役に立ちます。

 

また、普段から会計事務所のサポートのもとで財務を整えておくことが、M&Aへの備えとしても大きな意味を持ちます。

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M&Aとは

「M&A」と言われても、まだまだ一般的にはよく知られていないのではないでしょうか?テレビや新聞の経済ニュースでは頻繁に目にするようにはなりましたが、まだまだ何のことやらわからない方が多いかと思います。

あるいは言葉の意味は人から聞いたり、本やネット等でなんとなく知っているが、具体的にどういうことなのか知らない人が多数かと思います。それも当然のことです。なぜなら、金融機関やM&Aを手掛けるコンサルティング会社以外の事業会社にとっては、M&Aというのは企業にとっての一大イベントでありますし、むしろほとんどの企業は全く縁のないことも多いからです。したがって、M&Aが一般的に知られるはずもないのです。

そこで、M&Aとは何なのか、またM&Aにはどのような手法があり、具体的にどのようなことなのかを、わかりやすくご説明したいと思います。

M&Aの正式な名称は「Mergers and Acquisitions」であり、M&Aとはこれを略した言葉です。Mergersというのは「合併」、Acquisitionsというのが「買収」のことであり、直訳すると「企業の合併と買収」となります。

一般的に「M&A」と言うと、二つ以上の会社を一つの会社としてくっつける、専門的に言うと複数の法人格を一つの法人格に結合する合併およびある会社の全株式を買い取ってしまう買収といった狭義のM&Aだけでなく、ある企業の特定の事業だけを譲渡する営業譲渡や、資本提携(100%ではない株式の取得・増資の引受)なども含めた、広義の資本的取引のことを包括しています。

MERIT&DEMERIT

M&Aのメリット・デメリット

売り手のメリット・デメリット

1. 従業員の確保

現在、日本の中小企業においては後継者不在により、いつまで事業が続けられるか悩んでいる中小企業経営者が多いです。後継者不在が続いた場合、廃業に追い込まれる企業も少なくないでしょう。そうなってしまうと、従業員やその家族、取引先に大きな影響を及ぼしてしまいます。こうした中小企業がM&Aを行うことで、会社を存続させることができ、ひいては従業員の雇用を守ることができます。
また、M&Aの相手先によっては、その会社のネットワークやノウハウを利用することで、再スタートを切ることができるので、後継者不在に悩んでいる中小企業にとっては、きわめて有効かつ迅速な解決を図るための選択肢となります。

2. 企業体質の強化につながる

M&Aを実行しようという買い手会社は、売り手会社に比べると、資金力、人材などの事業基盤の面で安定した企業となります。

M&Aで事業基盤のしっかりした企業との確固とした関係を築くことができれば、今まで不足していた信用力が補完され、資金調達が楽になることもありますし、また相手先のネットワークを利用することで販路を拡大することができるなど、いわゆる事業シナジーの活用ができ、収益力の強化につながることが期待できます。

3. 売り手の経済的メリット

たとえば後継者が不在のため、自社を廃業・清算する場合、現金や有価証券といった金融資産以外の資産である在庫や機械設備などは換金することが困難なばかりか、往々にして処分費用が嵩み、会社をたたむのに残金が残るどころか、追加での費用の支払いが出てしまう可能性も高いものです。
しかしながら、M&Aを実行する企業にとっては、そういった在庫や機械設備は今後の事業遂行にとって価値となる資産となるばかりか、場合によっては収益力を評価していわゆるのれん価値をつけて株式を買い取ってくれることがあります。

この場合、廃業・清算にかかる手間が、M&Aで軽減されるばかりか、場合によっては手元に残る現金が多くなることもあり、引退後の生活のために大きなメリットとなることでしょう。

もし詳細がお聞きになりたい方は、当社まで、ぜひお問い合わせください。

買い手側のメリット・デメリット

1. 既存事業の拡大や事業の多角化ができる

経済が成熟してくると、既存事業における市場規模の拡大というのは自然には見込めなくなるものです。したがって、自社の事業領域においては、他社の市場シェアを奪うほか売上の拡大が見込めなくなってきますが、これは簡単な話ではありません。

そこで自社の経営戦略やニーズにマッチした企業とのM&Aを実行することによって、自社の事業規模を拡大し、市場シェアを一気に拡大することが可能となります。

また、自社の既存事業の売上が伸び悩んでいる場合は、他の領域への進出、すなわち事業の多角化、新地域への進出という事業戦略を取ることが多いかと思います。しかしながら、ノウハウがない事業に新規に進出する場合は、よほどの事業シナジーがない限り、失敗のリスクが高くなります。そこで、すでにある他業界の会社をM&Aすることで、対象企業の事業ノウハウばかりかすでに獲得しているマーケット・シェアを獲得することができるというメリットがあります。

2. 時間を買うことができる

M&Aを実行することは、自社で一から経営資源である「ヒト・モノ・カネ」を投入して、新しい事業を立ち上げる時間を省くことができ、お金で「時間を買う」ことができるわけです。

3. 失敗のリスクを軽減できる

一般的に自社の既存事業の売上が伸び悩んでいる場合は、他の領域への進出、すなわち事業の多角化、新地域への進出という事業戦略を取ることが多いかと思います。しかしながら、ノウハウがない事業に新規に進出する場合は、よほどの事業シナジーがない限り、失敗のリスクが高くなります。

そこで、すでにある他業界の会社をM&Aすることで、対象企業の事業ノウハウばかりかすでに獲得しているマーケット・シェアを獲得することが できるというメリットがあります。

OFFICE

会社情報

当社は、会計士および税理士のネットワークをベースに設立された会社です。

これまで、多数のM&Aの経験に裏付けられた専門的ノウハウおよびネットワークを元に顧客企業にとって最適なM&Aを実現することが使命であります。

具体的なサービスとして、最も重要なものは、事業承継及び企業規模の拡大を目指している経営者様にとって、最も効果的なM&Aの相手先を見つけ、ご紹介する仲介業務であります。M&A仲介の難しい点は、なんといっても「相手先企業情報の入手及び両者のマッチング」です。

この仲介業務、すなわち出会いがすべてといっても過言ではありません。他社では、どうしても成約ばかりに目を向けて、成約するならどこでもいい、といったことがありますが、当社はこの仲介業務にもっとも力を入れ、またこの仲介において皆様の事業の発展に尽くしていきたいと考えております。

会社名 株式会社日本企業評価会計事務所(旧M&Aプロ株式会社)
設立 平成28年10月5日
事業内容 企業買収および合併の仲介業務など
住所 〒102-0093 東京都千代田区平河町2-8-10 宮川ビル4階
代表取締役 近 暁