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資金繰りが苦しいときは廃業しかない?ほかに検討できる手段とは?

資金繰りが厳しくなり、お金を上手く回せなくなると、事業の継続が困難になってしまいます。場合によっては「廃業」も検討することになりますが、廃業だけが取り得る選択肢とは限りません。

「もう立て直せない」とご自身では考えていても、専門家に相談すれば解決策を見出すことができるかもしれません。

資金繰りの深刻度合いを把握することから

資金繰りが苦しいといっても、その中身・原因はさまざまです。今後の判断を誤らないためにも、まずは自社の状況を冷静に見極める必要があります。

 

そのためにも資金繰り表をつけることが重要です。今後数ヶ月分の入出金予定(売掛金の回収予定や買掛金・経費の支払予定、借入金の返済予定など)を時系列で並べてみると、本当に資金が足りなくなるタイミングが見えてくるでしょう。

 

漠然とした不安のまま悩むのではなく、数字にしてみると「案外乗り切れそうだ」と思えたり、反対に「思ったより深刻だ」と気づいたりすることもあります。

一時的な問題かもしれない

資金繰りが悪化する要因には大きく2つのパターンがあります。

 

1つは、売上の季節変動や大口取引先の支払遅延など、一時的な要因によるもの。もう1つは慢性的な赤字体質や過剰な設備投資など、事業の構造そのものに問題があるケースです。

 

前者であれば、応急処置としての資金調達や支払条件の交渉で乗り切れる可能性があります。しかし後者の場合、事業の見直しなど抜本的な改善が必要になるでしょう。自社がどちらに該当するのか、慎重に判断しなくてはなりません。

廃業を考える前に確認したいこと

廃業後、後戻りはできません。そこで着手前に以下の点は確認しておきましょう。

 

  • 金融機関に対する相談の検討(条件変更などの対応が可能な場合もある)
  • 不採算事業の切り離しや経費の見直しに取り組んだか
  • 取引先との支払条件の見直しは可能か
  • 補助金や公的融資制度の活用は検討したか
  • 売掛金の早期資金化(ファクタリングなど)で対応可能か など

 

これらについて一度チェックし、それでも打つ手がないのかよく考えてみてください。

廃業だけが選択肢ではない

資金繰りの負担が大きく自分だけで解決が困難な場合でも、廃業が唯一の選択肢とは限りません。

 

たとえば「M&A」が有効な手段となる可能性もあります。自社に蓄積されたノウハウや技術、顧客基盤、従業員を求めて、買収したいと考える企業も存在するかもしれません。

 

もし買手が見つかれば従業員は職を失うこともありませんし、経営者としても売却益を手にできるかもしれません。取引先に対する影響も廃業に比べて小さくなりますし、廃業一択で方針を決めてしまうのではなく一度検討してみることをおすすめします。

廃業にもコストがかかる

廃業をするにも手続きが必要で、費用も発生します。「もう会社をたたもう」と決めて、活動を止めるだけで終わりではないのです。

 

たとえば清算手続きが必要で、在庫の処分費用であったり従業員に対する退職金あるいは解雇予告手当の支払であったり、その他登記費用など公的に求められる手数料などの負担も発生します。

 

清算手続きでは会社資産を換価して債務を弁済していきますが、それでも負債が残るときは、連帯保証人となっている経営者個人が返済負担を負うことがあります。

 

連帯保証人になっていなければ、経営者個人が法人の債務について返済義務を負うことはありません。ただ、実際のところ中小企業においては代表者が会社の連帯保証人になっているケースも多く、もしそうであれば会社が破産しても個人として返済義務を負うことに注意しなくてはなりません。

どうやって判断すればいい?

長年お世話になった従業員のこと、取引先との関係、地域での役割なども考えると、簡単に決断できるものではありません。

 

とはいえ感情だけで無理に続けるのも得策ではないため、「具体的な改善策は思いついているか」「数ヶ月・半年程度耐えることができ、状況を変えられそうか」を考えてみてください。

 

改善策があり、それを実行する事業者としての体力が残っているなら、すぐに諦める必要はありません。

 

判断の精度を上げるため、税理士や会計士などの専門家を頼るのもおすすめです。普段からさまざまな事業者のお金の流れを見ており、廃業やM&Aについても精通したプロであれば、自分だけでは思いつかなかったより良い手段を提案できる可能性もあります。

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M&Aとは

「M&A」と言われても、まだまだ一般的にはよく知られていないのではないでしょうか?テレビや新聞の経済ニュースでは頻繁に目にするようにはなりましたが、まだまだ何のことやらわからない方が多いかと思います。

あるいは言葉の意味は人から聞いたり、本やネット等でなんとなく知っているが、具体的にどういうことなのか知らない人が多数かと思います。それも当然のことです。なぜなら、金融機関やM&Aを手掛けるコンサルティング会社以外の事業会社にとっては、M&Aというのは企業にとっての一大イベントでありますし、むしろほとんどの企業は全く縁のないことも多いからです。したがって、M&Aが一般的に知られるはずもないのです。

そこで、M&Aとは何なのか、またM&Aにはどのような手法があり、具体的にどのようなことなのかを、わかりやすくご説明したいと思います。

M&Aの正式な名称は「Mergers and Acquisitions」であり、M&Aとはこれを略した言葉です。Mergersというのは「合併」、Acquisitionsというのが「買収」のことであり、直訳すると「企業の合併と買収」となります。

一般的に「M&A」と言うと、二つ以上の会社を一つの会社としてくっつける、専門的に言うと複数の法人格を一つの法人格に結合する合併およびある会社の全株式を買い取ってしまう買収といった狭義のM&Aだけでなく、ある企業の特定の事業だけを譲渡する営業譲渡や、資本提携(100%ではない株式の取得・増資の引受)なども含めた、広義の資本的取引のことを包括しています。

MERIT&DEMERIT

M&Aのメリット・デメリット

売り手のメリット・デメリット

1. 従業員の確保

現在、日本の中小企業においては後継者不在により、いつまで事業が続けられるか悩んでいる中小企業経営者が多いです。後継者不在が続いた場合、廃業に追い込まれる企業も少なくないでしょう。そうなってしまうと、従業員やその家族、取引先に大きな影響を及ぼしてしまいます。こうした中小企業がM&Aを行うことで、会社を存続させることができ、ひいては従業員の雇用を守ることができます。
また、M&Aの相手先によっては、その会社のネットワークやノウハウを利用することで、再スタートを切ることができるので、後継者不在に悩んでいる中小企業にとっては、きわめて有効かつ迅速な解決を図るための選択肢となります。

2. 企業体質の強化につながる

M&Aを実行しようという買い手会社は、売り手会社に比べると、資金力、人材などの事業基盤の面で安定した企業となります。

M&Aで事業基盤のしっかりした企業との確固とした関係を築くことができれば、今まで不足していた信用力が補完され、資金調達が楽になることもありますし、また相手先のネットワークを利用することで販路を拡大することができるなど、いわゆる事業シナジーの活用ができ、収益力の強化につながることが期待できます。

3. 売り手の経済的メリット

たとえば後継者が不在のため、自社を廃業・清算する場合、現金や有価証券といった金融資産以外の資産である在庫や機械設備などは換金することが困難なばかりか、往々にして処分費用が嵩み、会社をたたむのに残金が残るどころか、追加での費用の支払いが出てしまう可能性も高いものです。
しかしながら、M&Aを実行する企業にとっては、そういった在庫や機械設備は今後の事業遂行にとって価値となる資産となるばかりか、場合によっては収益力を評価していわゆるのれん価値をつけて株式を買い取ってくれることがあります。

この場合、廃業・清算にかかる手間が、M&Aで軽減されるばかりか、場合によっては手元に残る現金が多くなることもあり、引退後の生活のために大きなメリットとなることでしょう。

もし詳細がお聞きになりたい方は、当社まで、ぜひお問い合わせください。

買い手側のメリット・デメリット

1. 既存事業の拡大や事業の多角化ができる

経済が成熟してくると、既存事業における市場規模の拡大というのは自然には見込めなくなるものです。したがって、自社の事業領域においては、他社の市場シェアを奪うほか売上の拡大が見込めなくなってきますが、これは簡単な話ではありません。

そこで自社の経営戦略やニーズにマッチした企業とのM&Aを実行することによって、自社の事業規模を拡大し、市場シェアを一気に拡大することが可能となります。

また、自社の既存事業の売上が伸び悩んでいる場合は、他の領域への進出、すなわち事業の多角化、新地域への進出という事業戦略を取ることが多いかと思います。しかしながら、ノウハウがない事業に新規に進出する場合は、よほどの事業シナジーがない限り、失敗のリスクが高くなります。そこで、すでにある他業界の会社をM&Aすることで、対象企業の事業ノウハウばかりかすでに獲得しているマーケット・シェアを獲得することができるというメリットがあります。

2. 時間を買うことができる

M&Aを実行することは、自社で一から経営資源である「ヒト・モノ・カネ」を投入して、新しい事業を立ち上げる時間を省くことができ、お金で「時間を買う」ことができるわけです。

3. 失敗のリスクを軽減できる

一般的に自社の既存事業の売上が伸び悩んでいる場合は、他の領域への進出、すなわち事業の多角化、新地域への進出という事業戦略を取ることが多いかと思います。しかしながら、ノウハウがない事業に新規に進出する場合は、よほどの事業シナジーがない限り、失敗のリスクが高くなります。

そこで、すでにある他業界の会社をM&Aすることで、対象企業の事業ノウハウばかりかすでに獲得しているマーケット・シェアを獲得することが できるというメリットがあります。

OFFICE

会社情報

当社は、会計士および税理士のネットワークをベースに設立された会社です。

これまで、多数のM&Aの経験に裏付けられた専門的ノウハウおよびネットワークを元に顧客企業にとって最適なM&Aを実現することが使命であります。

具体的なサービスとして、最も重要なものは、事業承継及び企業規模の拡大を目指している経営者様にとって、最も効果的なM&Aの相手先を見つけ、ご紹介する仲介業務であります。M&A仲介の難しい点は、なんといっても「相手先企業情報の入手及び両者のマッチング」です。

この仲介業務、すなわち出会いがすべてといっても過言ではありません。他社では、どうしても成約ばかりに目を向けて、成約するならどこでもいい、といったことがありますが、当社はこの仲介業務にもっとも力を入れ、またこの仲介において皆様の事業の発展に尽くしていきたいと考えております。

会社名 株式会社日本企業評価会計事務所(旧M&Aプロ株式会社)
設立 平成28年10月5日
事業内容 企業買収および合併の仲介業務など
住所 〒102-0093 東京都千代田区平河町2-8-10 宮川ビル4階
代表取締役 近 暁