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個人事業主が事業をやめるときに必要な手続き

個人事業主が事業を辞めるとき、廃業届を含むいくつかの手続きを忘れずに対応する必要があります。「何をすればいいのか」「どんな書類をいつまでに出すのか」といった疑問を感じている方に向けて、当記事でわかりやすく説明していきます。

個人事業廃業までの基本的な流れ

個人事業主が廃業する手続きは、大きく次の4つのステップに分けることができます。

 

廃業の手順

具体的な内容

1.廃業の準備

事業をやめることを決めたら取引先や顧客に廃業することを伝えるなど、事業に関する整理に着手する。在庫や設備の処分方法を検討、借入金がある場合はその返済計画を立てることも大切。準備期間を取ることができれば後の手続きもスムーズに進めやすくなる。

2.廃業日の決定

廃業日から1ヶ月以内に届出を提出しなければならないこと、そのほか取引先などとの関係なども総合的に考慮して、いつを廃業日として設定するのか検討。

3.書類の提出

廃業届をはじめとした複数の書類を、税務署や都道府県税事務所に提出。手続き漏れがないか、記載に不備がないか確認しながら対処していく。

4.廃業後の確定申告

廃業した年の所得についても確定申告が必要。翌年の申告で、廃業一連の手続きが終了する。

 

基本的にはこのような流れで進むと見ておくと良いでしょう。

廃業に伴い提出する書類

少なくとも廃業届の作成・提出は忘れないようにしなくてはなりませんが、ほかにも状況に応じて作成すべき書類があります。どのようなケースでどのような書類が必要になるのかを見ていきます。

廃業届は必ず提出

すべての個人事業主に共通して必要なのが「個人事業の開業・廃業等届出書(一般に「廃業届」と呼ばれる)」です。

※フォーマットは税務署HPで確認可能

https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/pdf/r06/05.pdf

 

廃業届には廃業日・廃業の理由・個人番号(マイナンバー)などを記載し、廃業日から1ヶ月以内に納税地を管轄する税務署に提出しなければなりません。直接持参するほか、郵送する方法や、e-Taxによる電子申請も可能です。
なお、提出期限が土日祝日にあたる場合は、その翌日でかまいません。

青色申告をしていた場合

青色申告をしている個人事業主は「所得税の青色申告の取りやめ届出書」も提出しましょう。

 

届出期限は青色申告の取りやめをする年の翌年315日までです。つまり廃業した年の翌年の確定申告期限と同じ時期が期限となります。
ただし、手続き漏れを防ぐため廃業届と同時に提出することが一般に推奨されています。

消費税を納めていた場合

消費税の課税事業者であったケースでは、消費税に関する「事業廃止届出書」も提出しましょう。

 

提出期限に具体的な期日は定められていませんが、廃業後速やかに出さなくてはなりません。そのため廃業届と併せて提出できるように備えておくべきです。

従業員を雇用していた場合

従業員を雇っていたケースでは「給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書」も提出しましょう。こちらも廃業から1ヶ月以内に税務署へ提出しなければなりません。

 

さらに、事業を廃止した日から5日以内には日本年金機構に対し「健康保険・厚生年金保険適用事業所全喪届」の提出も必要ですし、労働保険を適用していた場合には廃業から50日以内に労働基準監督署への「確定保険料申告書」の提出も必要です。

廃業後も確定申告は必要

廃業した年の所得が小さければ確定申告の必要性がなくなることもあります。しかし、毎年確定申告の手続きを行っており廃業した年においても数十万円以上、100万円以上の所得が発生しているのであれば確定申告が必要なものと考えて取り組みましょう。

 

「申告の必要がないかも」と思われる場合でも一度税理士にチェックしてもらうことをおすすめします。本来必要な申告を行わず放置してしまうと加算税や延滞税が発生するおそれもあります。

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M&Aとは

「M&A」と言われても、まだまだ一般的にはよく知られていないのではないでしょうか?テレビや新聞の経済ニュースでは頻繁に目にするようにはなりましたが、まだまだ何のことやらわからない方が多いかと思います。

あるいは言葉の意味は人から聞いたり、本やネット等でなんとなく知っているが、具体的にどういうことなのか知らない人が多数かと思います。それも当然のことです。なぜなら、金融機関やM&Aを手掛けるコンサルティング会社以外の事業会社にとっては、M&Aというのは企業にとっての一大イベントでありますし、むしろほとんどの企業は全く縁のないことも多いからです。したがって、M&Aが一般的に知られるはずもないのです。

そこで、M&Aとは何なのか、またM&Aにはどのような手法があり、具体的にどのようなことなのかを、わかりやすくご説明したいと思います。

M&Aの正式な名称は「Mergers and Acquisitions」であり、M&Aとはこれを略した言葉です。Mergersというのは「合併」、Acquisitionsというのが「買収」のことであり、直訳すると「企業の合併と買収」となります。

一般的に「M&A」と言うと、二つ以上の会社を一つの会社としてくっつける、専門的に言うと複数の法人格を一つの法人格に結合する合併およびある会社の全株式を買い取ってしまう買収といった狭義のM&Aだけでなく、ある企業の特定の事業だけを譲渡する営業譲渡や、資本提携(100%ではない株式の取得・増資の引受)なども含めた、広義の資本的取引のことを包括しています。

MERIT&DEMERIT

M&Aのメリット・デメリット

売り手のメリット・デメリット

1. 従業員の確保

現在、日本の中小企業においては後継者不在により、いつまで事業が続けられるか悩んでいる中小企業経営者が多いです。後継者不在が続いた場合、廃業に追い込まれる企業も少なくないでしょう。そうなってしまうと、従業員やその家族、取引先に大きな影響を及ぼしてしまいます。こうした中小企業がM&Aを行うことで、会社を存続させることができ、ひいては従業員の雇用を守ることができます。
また、M&Aの相手先によっては、その会社のネットワークやノウハウを利用することで、再スタートを切ることができるので、後継者不在に悩んでいる中小企業にとっては、きわめて有効かつ迅速な解決を図るための選択肢となります。

2. 企業体質の強化につながる

M&Aを実行しようという買い手会社は、売り手会社に比べると、資金力、人材などの事業基盤の面で安定した企業となります。

M&Aで事業基盤のしっかりした企業との確固とした関係を築くことができれば、今まで不足していた信用力が補完され、資金調達が楽になることもありますし、また相手先のネットワークを利用することで販路を拡大することができるなど、いわゆる事業シナジーの活用ができ、収益力の強化につながることが期待できます。

3. 売り手の経済的メリット

たとえば後継者が不在のため、自社を廃業・清算する場合、現金や有価証券といった金融資産以外の資産である在庫や機械設備などは換金することが困難なばかりか、往々にして処分費用が嵩み、会社をたたむのに残金が残るどころか、追加での費用の支払いが出てしまう可能性も高いものです。
しかしながら、M&Aを実行する企業にとっては、そういった在庫や機械設備は今後の事業遂行にとって価値となる資産となるばかりか、場合によっては収益力を評価していわゆるのれん価値をつけて株式を買い取ってくれることがあります。

この場合、廃業・清算にかかる手間が、M&Aで軽減されるばかりか、場合によっては手元に残る現金が多くなることもあり、引退後の生活のために大きなメリットとなることでしょう。

もし詳細がお聞きになりたい方は、当社まで、ぜひお問い合わせください。

買い手側のメリット・デメリット

1. 既存事業の拡大や事業の多角化ができる

経済が成熟してくると、既存事業における市場規模の拡大というのは自然には見込めなくなるものです。したがって、自社の事業領域においては、他社の市場シェアを奪うほか売上の拡大が見込めなくなってきますが、これは簡単な話ではありません。

そこで自社の経営戦略やニーズにマッチした企業とのM&Aを実行することによって、自社の事業規模を拡大し、市場シェアを一気に拡大することが可能となります。

また、自社の既存事業の売上が伸び悩んでいる場合は、他の領域への進出、すなわち事業の多角化、新地域への進出という事業戦略を取ることが多いかと思います。しかしながら、ノウハウがない事業に新規に進出する場合は、よほどの事業シナジーがない限り、失敗のリスクが高くなります。そこで、すでにある他業界の会社をM&Aすることで、対象企業の事業ノウハウばかりかすでに獲得しているマーケット・シェアを獲得することができるというメリットがあります。

2. 時間を買うことができる

M&Aを実行することは、自社で一から経営資源である「ヒト・モノ・カネ」を投入して、新しい事業を立ち上げる時間を省くことができ、お金で「時間を買う」ことができるわけです。

3. 失敗のリスクを軽減できる

一般的に自社の既存事業の売上が伸び悩んでいる場合は、他の領域への進出、すなわち事業の多角化、新地域への進出という事業戦略を取ることが多いかと思います。しかしながら、ノウハウがない事業に新規に進出する場合は、よほどの事業シナジーがない限り、失敗のリスクが高くなります。

そこで、すでにある他業界の会社をM&Aすることで、対象企業の事業ノウハウばかりかすでに獲得しているマーケット・シェアを獲得することが できるというメリットがあります。

OFFICE

会社情報

当社は、会計士および税理士のネットワークをベースに設立された会社です。

これまで、多数のM&Aの経験に裏付けられた専門的ノウハウおよびネットワークを元に顧客企業にとって最適なM&Aを実現することが使命であります。

具体的なサービスとして、最も重要なものは、事業承継及び企業規模の拡大を目指している経営者様にとって、最も効果的なM&Aの相手先を見つけ、ご紹介する仲介業務であります。M&A仲介の難しい点は、なんといっても「相手先企業情報の入手及び両者のマッチング」です。

この仲介業務、すなわち出会いがすべてといっても過言ではありません。他社では、どうしても成約ばかりに目を向けて、成約するならどこでもいい、といったことがありますが、当社はこの仲介業務にもっとも力を入れ、またこの仲介において皆様の事業の発展に尽くしていきたいと考えております。

会社名 株式会社日本企業評価会計事務所(旧M&Aプロ株式会社)
設立 平成28年10月5日
事業内容 企業買収および合併の仲介業務など
住所 〒102-0093 東京都千代田区平河町2-8-10 宮川ビル4階
代表取締役 近 暁